第78回選抜高校野球
出場校(学校HP)
地域
選抜出場回数
(主な成績)
夏出場回数
(主な成績)
新チーム公式戦
試合数・勝敗
新チーム
公式戦総得点
新チーム
公式戦総失点
新チーム
公式戦打率
特徴
旭川実
北海道 神宮枠
3年ぶり2回目 2回(8強1回) 6試合5勝1敗 40 21 .325 先発エースは多少調子の波はあるが打たせてとるタイプ。
控え投手2人も結果を出し力はある。守備は失策7とまずまず。
打線は切れ目がなくどこからでも得点可能。犠打も多用する。
機動力も水準はあり攻撃力勝負。
北海道栄
北海道 代替出場
25年ぶり4回目
(旧北海道日大)
1回 8試合7勝1敗 81 33 ..393 投手陣は4投手。道大会決勝の駒苫戦以外はまずまずだ
が駒苫戦は投手陣総崩れ。
投手も守備も急遽出場が決まりどこまで調整できるか。
打線は強力で道内でも圧倒。全国に通用するかどうか。
秋田商
東北・秋田
2年ぶり5回目
(4強1回・8強2回)
15回(8強1回) 13試合12勝1敗 73 35 .296 エースは横手・下手から投げ分ける変則タイプ。制球がよく
打たれ強い。控えはやや不安。失策は18だが連鎖しやすい。
打線は個々は強いがつながりにやや不安。中軸がやはり
勝負強いが機動力・犠打がカギ。
光星学院
東北・秋田
8年ぶり3回目 4回(4強1回・8強2回) 14試合13勝1敗 134 31 .344 投手は2人の右腕が中心。タイプはやや違うが安定感もある。
控えもよく層は厚い方。守備力も失策15はまずまず。
打線は切れ目がなく大技もあるが犠打も多用し小技もある。
機動力もまずまず。
成田
関東・千葉
初出場 6回(4強2回) 13試合12勝1敗 83 30 .279 右腕エースは緩急主体で制球力がかなり良くスタミナも十分。控え
2人も力があり投手力は高い。守備力も失策10と不安は少なく1人
2ポジション制を使う。
打線は打率は低いが得点力はあり集中打もある。犠打も多用して
粘り強く戦う。機動力がカギ。
高崎商
関東・群馬
7年ぶり2回目 10回(4強1回) 9試合8勝1敗 49 17 .296 左腕エースは完投能力があり安定感もある。控えは公式戦登板が
少ない点がどうか?守備は失策9とまずまずで1人複数ポジション制。
打線はつなぎに徹し、打順不問で犠打を多用。粘り強さもある。
得点力アップがカギ。
横浜
関東・神奈川
3年ぶり11回目
(優勝2回・準優勝1回)
11回(優勝2回・4強2回・8強2回) 12試合11勝1敗 118 24 .360 左腕エースは変化球が多彩で緩急主体。控えの3人につなぐ継投
が多いがその3人もかなりハイレベル。守備は失策7となかなかいい。
打線は長打力が売り物で個々の能力が高い。ただし小技に不安が
多く盗塁はまあまあだが犠打などには課題を残す。
東海大相模
関東・神奈川
2年連続7回目
(優勝1回・準優勝2回)
7回(優勝1回・8強2回) 11試合9勝2敗 77 28 .349 左腕エースは制球がよく緩急主体のピッチング。控え投手もまずまず。
守備は失策9はまずまずだが接戦で失策が出やすい点が課題か。
打線は主砲がやはり軸でマークが厳しくなりそう。小技が少ないの
でそこをどう克服するかが課題。
早稲田実
東京
18年ぶり18回目
(優勝1回・準優勝1回・4強1回・8強5回)
26回(準優勝2回・4強2回・8強・9回) 11試合10勝1敗 80 21 .302 右腕エースは速球・変化球ともによく、ほとんど一人で投げぬいた。
その分控え投手に不安がある。守備は失策11はまずまず。
打線はずば抜けた選手はいないがどこからでもチャンスを作り犠打
を多用する。機動力もまずまずあるので主砲がほしいところか。
東海大菅生
東京
9年ぶり2回目 2回 8試合7勝1敗 72 .383 右横手投げ投手はエースナンバーではいが直球・変化球・制球とも
に抜群で安定感は素晴らしい。エースナンバーを付けていた投手は
やや粗い。守備は失策5とかなりいい。
打線は派手ではないがどこからでもチャンスを作れ、粘り強い攻撃
ができる。大技がない分小技を鍛えて得点力を上げられるかがカギ。
高岡商
北信越・富山
18年ぶり3回目 15回(8強1回) 10試合9勝1敗 95 33 .345 右腕エースは変化球がよく制球もまずまずいい。もう一人の右腕も
成長著しくこの2枚看板で勝負。守備は失策10とまずまず。
打線は大砲はいないが繋がりがあって機動力もあり、小技も駆使
する。特に上位打線が強いので下位打線の出来がカギ。
日本文理
北信越・新潟
初出場 3回 10試合9勝1敗 95 35 .404 投手は右腕2人の2枚看板で継投させる事もある。スタミナに不安
がある点が課題。守備は失策9とまずまず。
打線は中軸が4割以上と高く、どこからでもチャンスが作れる。
小技はやや少なく好投手の多い甲子園でどうなるか。
岐阜城北
東海・岐阜
初出場 2回
(旧岐阜三田)
16試合15勝1敗 99 36 .343 左腕エースはキレ、球威、制球ともにいいが精神面にやや課題。エ
ースが中心だが控え2人も水準はありそう。守備は失策24は若干
多い。
打線は小柄な選手が多く左打者が多い。主砲不在だがしぶとい
攻撃を見せ、犠打数・犠打成功率も非常に高く小技全般はなかなか。
愛知啓成
東海・愛知
初出場 なし 16試合13勝3敗 104 37 .360 右腕エースは丁寧な粘り強い投球が持ち味で打たせてとる。これに
左腕がリリーフするのがパターン。守備は25とやや多いのが課題。
打線は地味だがしぶとい攻撃をし、犠打もかなり多用する。機動力
もまずまずある。
履正社
近畿・大阪
初出場 1回 14試合12勝2敗 115 49 .353 右腕エースは1年時から活躍する小柄な技巧派。スタミナ・経験とも
に十分。控え投手の成長力がカギ。守備は失策15とまずまずいい。
打線は繋がり重視で打順不問で犠打を多用。得点力が高くしぶと
い。足技が絡むようになるとさらに強力なのでそこがカギ。
智弁和歌山
近畿・和歌山
3年ぶり7回目
(優勝1回・準優勝2回・8強1回)
13回(優勝2回・準優勝1回・4強1回) 12試合11勝1敗 98 30 .357 先発格は2人、抑えが1人の3投手の継投中心。先発の出来がカギ。
守備は失策12とまずまずいいほう。ただし正捕手不在は課題。
打線は中軸の長打力が抜群で勝負強い。全体的にも長打力があり
一方で犠打や盗塁も結構あり、幅広い攻撃が可能。
甲子園経験者6人が残る点もプラス材料。
京都外大西
近畿・京都
8年ぶり6回目
(旧京都西・4強1回・8強1回)
7回(準優勝1回・8強1回) 10試合8勝2敗 69 26 .321 昨夏甲子園で活躍した両右腕2人がエース格。控え投手もよく継投
中心。守備は失策7となかなかのレベルで鍛えられている。
打線は上位が出て中軸が返すパターンだが下位も隙は少ない。
犠打・機動力ともに水準はある。昨夏ベンチ入りメンバーが多い点
もいい。
PL学園
近畿・大阪
7年ぶり19回目
(優勝3回・準優勝1回・4強5回・8強4回)
16回(優勝4回・準優勝3回・8強2回) 11試合10勝1敗 89 46 .328 本格派右腕エースが軸。1年時からの経験もあり期待は大きい。
控えもまずまずで水準はある。守備は失策13はまずまずだが
連携プレーは鍛えられている。
打線は地味な印象だが全体的にしぶとく中軸もしっかりしている。
犠打も使い積極的な走塁も目立つが盗塁数は多いわけではない。
北大津
近畿・滋賀
初出場 1回 8試合6勝2敗 47 26 .328 投手陣は豊富だが主なのは3人。左腕2人は技巧派で右腕は
本格派。継投も可能で起用方法は色々。守備は失策9とまずまず。
打線は強力ではないが相手のミスにうまくつけこんだいやらしい
攻撃が可能。下位打線の出来と小技の精度がカギ。
神港学園
近畿・兵庫
11年ぶり4回目
(旧私神港・8強1回)
3回 10試合9勝1敗 83 42 .362 右腕投手2人が中心で完投・継投どちらも可能。制球に課題があり
克服できるかがカギ。守備は失策9とまずまずいい。
打線は取られても取り返すタイプで粘り強い。繋がりもよく集中打が
あり得点力もある。犠打も多用するが機動力は水準。
関西(かんぜい)
中国・岡山
2年連続8回目
(4強2回)
6回(8強2回) 15試合14勝1敗 90 32 .341 右腕エースは速球・変化球ともにいい。控え投手も好投手がおり
コマは豊富。守備は失策10となかなかいいレベルにある。
打線はどこからでもチャンスが作れ、長打力もある。犠打を絡めて
しぶとい攻撃をする。盗塁数は多くはないが機動力は水準はある。
岡山東商
中国・岡山
28年ぶり8回目
(旧岡山東・優勝1回)
11回(4強2回) 13試合10勝3敗 75 31 .311 右腕エースは球威・変化球ともによく安定感がある。2番手も制球
がよく丁寧な投球をししっかりしている。守備は失策19と2年生
が多い分やや多かった。
打線は中軸が長打力があり勝負強い。上位も小技ができ中軸に
つなぐ。犠打・機動力はまずまずだが下位打線がカギ。
南陽工
中国・山口
6年ぶり3回目
(8強1回)
1回 11試合8勝3敗 69 32 .336 右腕エースは緩急で打ち取り安定感がある。2番手左腕も制球が
よく他にも控え投手がいる。守備は失策11とまずまずいい。
打線は強力とは言えないが上位の出塁が多く、また犠打も多用
して攻める。盗塁は多くはなく機動力アップがカギ。
小松島
四国・徳島
5年ぶり2回目 1回 12試合10勝2敗 61 37 .304 右腕エースが絶対的な存在。制球がよく打たせてとる。控え投手
は故障明けが不安。守備は失策12とまずまずいい。
打線は目立つ選手はいないが全体的に粘り強く得点力も打率の
わりにある。犠打を多用するが盗塁は2と機動力は課題。
今治北
四国・愛媛
初出場 なし 9試合7勝2敗 64 27 .367 右腕エースは球威・切れがよく強気な投球をする。2番手も結果を
残しておりまずまず。守備は失策6となかなかいいレベルにある。
打線は長距離打者がいないが下位まで切れ目がなく破壊力が
ある。犠打もよく用いるが機動力はそれほどなく課題。
清峰
九州・長崎
初出場 1回 13試合10勝3敗 86 27 .411 左腕投手は球威があるが制球にやや難がある。右腕も速球が武器
でこの2人が軸になり完投・継投どちらもある。守備は失策10と
なかなかいいレベル。
打線は打率が高く集中打がある。特に上位には6割前後の打者も
おり出塁率が高い。切れ目がなく犠打も多用しどこからでも得点で
きる。機動力は水準。
八重山商工
九州・沖縄
初出場 なし 10試合8勝2敗 68 39 .298 先発は右腕2人だがエースナンバーを付けた方はやや不振だった。
他に2人の控えもおり継投もある。守備は19失策とやや多い。
打線はしぶとく特に上位に打てる選手が多い。犠打もよく使うが
エンドランが多く盗塁数12だが機動力はある。
延岡学園
九州・宮崎
3年ぶり2回目 4回 8試合7勝1敗 51 12 .355 防御率1点を切るエースは右横手から鋭い球を投げ三振も取れる。
もう一人の右腕も球威がありこの2人で完投・継投もある。守備は
失策5となかなかいいレベル。
打線は下位にも打てる選手がいて切れ目がない。犠打も交えなが
ら2段構えの打線。盗塁数が少なく機動力がカギ。
伊万里商
九州・佐賀
初出場 なし 16試合13勝3敗 103 71 .303 右腕エースは制球に課題はあるが直球主体の本格派。もう一人は
技巧派で打たせてとるタイプ。この2人での継投が中心。守備は
失策32と多い。守備の克服は大きな課題。
打線は地味だがつなぐ野球に徹して犠打を多用し、エンドランや
盗塁など機動力面も充実している。中軸の出来がカギ。
真岡工(もおかこう)
21世紀枠・栃木
初出場 なし 8試合6勝2敗 50 19 .286 右腕エースはここ一番での制球がよく要所は抑える。控えも2人
いてこちらもまずまず水準。守備は失策4と鉄壁のクラス。
打線は派手ではないがコツコツと点を積み重ねる攻撃をする。
犠打も多用し機動力もまずまず。得点力アップできるかがカギ。
金沢桜丘
21世紀枠・石川
53年ぶり3回目 4回 8試合7勝1敗 58 18 .352 右腕エースは直球、変化球ともによく打たせてとるタイプ。控え投手
もいるが公式戦での結果がない点がどうか。守備は失策7とまず
まず。
打線は上位〜中軸がよく、集中打もある。犠打も使い、機動力も
あって得点力は高い。
一関学院
希望枠・岩手
初出場 5回 13試合11勝2敗 58 26 .281 左腕エースが中心で直球と変化球がよく三振を多く取れる投手。
2番手もまずまずの結果を出している。守備は失策9となかなか
いい。
打線は強くはないが上位の左3人の出塁次第で得点が期待
できる。犠打など小技を交えながら細かい野球で点を積み重ねる。
得点力アップが課題。

組み合わせ

参考資料 ○週刊ベースボール別冊春季号 第78回選抜高校野球大会完全ガイド センバツ2006
         ベースボールマガジン社
       ○報知高校野球2006−NO2 3月号 センバツ32代表校完全ガイド

       ○ヤフースポーツ高校野球

       ○日刊スポーツ高校野球特集

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