ステップ3

 ここからルールや決まりについて説明していきます。
まずはその前に「符号(ふごう)」を覚えましょう。

符号って?

 A君「昨日お父さんと将棋指したんだよ〜(^^)。」
Bさん「へぇ〜。じゃあ内容教えてよ。」
 A君「えーとね、まず金が上がってね。」
Bさん「どの金をどこに動かしたの?」
 A君「王様の左側の金をね、角のとなりに上がってね。」
Bさん「ふんふん、で、その後は?」
 A君「その後はね・・・」

 ↑はA君とBさんの会話です。自分が指した将棋を説明するのに
苦労しています。この調子でいくと何時間もかかってしまいます。
こういった苦労を避けるためにも「符号」はぜひ覚えたいものです。

 下の図を見ましょう。図の上部に右から左に1〜9の数字が並んでいます。これは「筋(すじ)」を表しています。右から1筋、2筋、3筋・・・で、一番左が9筋です。
 一方図の右側に上から一〜九の漢数字が並んでいます。
これは「段(だん)」を表しています。上から一段目、二段目、三段目・・・で、一番下が九段目です。

この「筋」と「段」を組み合わせて符号になります。これでマス目の場所がどこか
わかります。(下の図を見よう)

一番右上のマス目は1筋の1段目なので「1一」と表現します。
盤の真ん中は5筋の5段目なので「5五」と表現します。
これはちょうど住所の「○丁目(筋)△番地(段)」と同じような感じです。
では下の図を見て符号を読む練習をしてみましょう。

<練習問題 それぞれの駒がどこにいるか符号で表そう♪>

右から、2筋の七段目に王がいるので「2七王(玉)」。
3筋の六段目に歩がいるので「3六歩」。
4筋の三段目に飛がいるので「4三飛」。
7筋の五段目に銀がいるので「7五銀」。
8筋の二段目に馬がいるので「8二馬」。
9筋の九段目に香がいるので「9九香」。

ステップ4へ

符号を覚えればだれかに説明しやすくなります。
 A君「昨日お父さんと将棋指したんだよ〜(^^)。」
Bさん「へぇ〜。じゃあ内容教えてよ。」
 A君「まず78金と上がってね。」
Bさん「うんうん。」
 A君「お父さんは34歩としてきてね。」

こんな風に説明できればどこに何を動かしたか説明
しやすいと思います^^v
 符号を覚えたらステップ4に進みましょう。

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