みなさんの将棋に対するイメージはどんなものでしょうか?僕が将棋を始めたのは20年ほど前の小学校4年の時です。
当時は「ちょっと暗い」「おじさんの遊び」「タバコを吸ってやっている」など、将棋を知らない人はそういうややマイナスな
イメージで見ていたように思えます。またそういう風に思われていた時期も長かったのではないかと思います。
また明治・大正といった時代では「賭け将棋」(お金を賭けて勝負する)が流行っていたようで、イメージがあまり良くなかった
と言われています。

 平成に入ってしばらくして「羽生フィーバー」が起こってから、将棋を知らない人の将棋に対するイメージが少しずつ変わってきました。
プロ棋士の羽生善治さんが、プロの将棋の世界にある7つのタイトルを全て取った事で、新聞一般紙はもちろんスポーツ紙や週刊誌などの雑誌でも大きく取り上げられましたし、CMにも出演しました(これが「羽生フィーバー」)。
これをきっかけに「さわやかな青年でも指している」「高度な頭脳ゲーム」などといったプラスなイメージで注目されるようになりました。この「羽生フィーバー」以降、女性ファンや子供のファンが一気に増えました。
僕が将棋を覚えた頃に比べて、女性や子供の為の将棋教室は増えたように思いますし、将棋を指す場所での禁煙化も進んで
いると思います。将棋を授業に取り入れている学校もあるのがちょっとうらやましい。

とはいえ、プロの将棋の棋戦が減ったり、町にある将棋道場が減っているのも事実。将棋の世界の抱える大きな課題でもあると
思う。

ちょっとおまけ

将棋とは、9×9の81マスの盤と様々な働きを持つ8種類40枚の駒を使うゲームです。
ルールはいろいろありますが、相手の王様(正確には王将)を取ってしまえば勝ちになります。

基本的には上の図のように盤の上に駒を並べて対局(将棋では試合の事を「対局」という)
を始めます。ルールや駒の動きを覚えればいよいよゲームを楽しむことができます。
ステップ2でまずは駒の種類と動かし方を覚えましょう。

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