ステップ5

<「取る」について>

将棋では相手の王以外の駒を取る事ができます。どういう時に「取る」事ができるかというと、
自分の駒の利きの中に相手の駒があったら取る事ができるわけです。
逆に言うと自分の駒も相手の駒の利きの中に入ると取られてしまう事があるわけですね。
 
また相手の駒を取った後は自分の駒として使えます。相手の駒を取った
ら盤の外の右側に「駒台」というところに取った駒を置きます。
そして次の自分の手番以降はいつでも使う事ができます。

上の図を見て見ましょう。自分の駒の利きの中に相手の駒が
います。どうやって取るのか考えてみましょう。
○▲95金(86にいる金で相手の△95歩を取る。)
○▲78銀(67にいる銀で相手の△78香を取る。)
○▲44飛(49にいる飛で相手の△44金を取る。)
○▲18歩(19にいる歩で相手の△18飛を取る。)

さてでは応用です。どの駒でどうやって取るか考えてみましょう。
○▲88玉(98にいる王で相手の△88角を取る。)
○▲73香成(75にいる香で相手の△73桂を取る。)
○▲41飛成(47にいる飛で相手の△41竜を取る。)

自分の王自身が相手の駒を取る事ももちろんOK。また相手の
駒を取りながら成るのももちろん問題なくOKです。

取ってみよう!!

取ってみよう!!応用編

取る前にちょっと待って!!

相手の駒が自分の駒の利きに入ってきたら「絶対取らないといけない」という事はありません。
取りたくなかったら取る必要はありません。
例えば上の図で▲34飛と金を取る事はできますが、相手も34の地点に銀が利いているので
△34同銀と取り返す事ができます。
自分は金を取ったけど相手に飛車を渡した、という事になるので損をしてしまいます。
「損をするのでいやだな〜」という時は取らないで違う手を指してみましょう。
 そしてもう一つ。王で相手の駒を取る場合は相手の駒が利いてないか注意しましょう。
例えば上の図で▲88王と角を取りたくなりますが、88の地点には相手の金も利いています。
王を取られると負けなので▲88王という手は指せませんし、もし指したら負けになってしまうので注意
しましょう。

ステップ6へ

次はゲームの進め方です。

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