ステップ7

<ゲーム(対局)の進め方  対局開始まで>

将棋盤と駒の用意(あるいは他の道具の用意)ができたらいよいよ
盤を挟んで対局者(将棋を指す人)が座ります。大会や道場のように
イス席ならイスに座って指します。またたたみの上で指す場合は
正座かあぐらで座るようにしましょう。ひざを立てるのは避けるべき
で、もし脚を怪我しているなど事情があれば相手にその事を伝えた
上で座り方を工夫するとよいでしょう。
また座る位置は普段は気にする必要はありませんが、もし上座が
ある場合は年上の人、あるいは実力が上の人が上座に座るように
したほうがいいと思います。

座ったら駒箱(あるいは駒の入った袋)を開けて盤の上に駒を静かに
出します。正式な対局では年上の人、あるいは実力が上の人が
駒箱(あるいは駒の入った袋)を開けますが、普段の将棋では
それほど気にする必要はないでしょう。

次に駒を並べます。駒の並べ方は自由ですが、一応並べ方の順序も
あります。まず年上の人、あるいは実力が上の人が「王将」(玉将ではない)
を取って決められた位置に置きます。それを見てもう一方の人は「玉将」を
取って決められた位置に置きます。以下の順番は下にある通りです。
プロ棋士の指すテレビ将棋などでは下にある並べ方で並べるので参考
にするとよいでしょう。

<大橋流>

<伊藤流>

駒の並べる順番はわかったでしょうか?最初は覚えるのは大変
だと思いますが、段々に慣れていくとよいでしょう。
最初に覚えるなら大橋流のほうがわかりやすいと思います。

また駒を並べる時はマス目の中にまっすぐ置いて並べます。
ナナメになったりマス目からはみ出すような並べ方は避け
ましょう。(下の写真参考にしましょう)

ステップ8へ

次はゲーム(対局)の開始から終了までです。

トップへ戻る

BACK

将棋チャンネルへ戻る

※なおもし歩など駒が余った場合は駒箱(あるいは駒の入った袋)を開けた人
が駒箱(袋)に入れます。
また駒落ち将棋の場合、全て駒を並べ終えた後に落とす駒を駒箱(袋)の中
に入れます。

[PR]動画